JR西千葉駅からの歴史散歩。千葉大学キャンパスの裏手にある千葉氏にゆかりのある寺院、大日寺と来迎寺を訪ねます。
西千葉駅北口のから千葉大学のキャンパスをぐるりと迂回しておよそ10分くらい、通りをはさんで2軒のお寺が並んでいます。
大日寺
真言宗豊山派の寺院で大日如来をご本尊としているので、この名がついたようですね。
757年の創建といわれてますが、これは怪しいようで…
実際には1254年に千葉介頼胤によって松戸の馬橋に創建され、1284年に頼胤の子、胤宗によって千葉に移されたという説が有力なようです。(大日寺ホームページより)
移転当時は千葉神社の南側、現在の通町公園の場所にありましたが、昭和20年(1945)の空襲で全焼して、戦後にこの地へ移ってきたということです。
境内の一角に横一列に並んでいる古い五輪塔は、いずれも鎌倉〜室町時代のもので千葉家16代(常兼から胤将まで)の墓と伝えられています。いずれも空襲の際に被害を受けた影響もあってか墓碑銘等が判別できないので、どれが誰のお墓であるかまではわからないようです。
来迎寺
道路をはさんで大日寺の向かい側にあるのが来迎寺。やはり鎌倉時代の1276年に千葉氏によって創建されたお寺といわれています。現在は浄土宗で阿弥陀如来を祀っているそうです。この寺も昭和20年の戦災で焼失し、千葉の中心街から移転してきました。
入口の左側には五輪塔が7基並んでいます。そのうちの1基(わかりにくかったけど確かにあった)に「平氏胤」などと彫られた銘があったことから、室町時代前期の当主千葉氏胤とその一族の供養塔とみられています。



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